私たちのメンバーのひとり。
お客様にそう言われる人に。

現在、私はイメージセンサー（光を電子信号に変換する半導体）を研究開発している会社を担当しています。イメージセンサーはカメラに不可欠な部品であり、スマートフォンや自動車等、生活のあらゆるところに必要なものなので、とても活発に研究開発が行われています。私が担当しているのはこの１社だけなのですが、電子部品、電子測定機器、受託試験、設計委託、理化学装置等の幅広いジャンルの問い合わせが毎日寄せられるので、100社以上の会社を担当していることと変わりないほどです。また「この製品がほしい」といった具体的な依頼内容だけではなく、「こういったスペックの製品を探してほしい」「こんなことができる会社を教えてほしい」等、情報力・提案力が必要となるご要望をいただくこともあります。お客様の不安や悩みを解決できる瞬間は営業の醍醐味でもあるので、日頃から計測器・部品の製造メーカーに広くアンテナを張り、いざという時に素早くベストな提案ができるように心がけています。

日本電計の営業は「ルートセールス」なので新規営業はしません。ですから営業として成果を伸ばしていくためには、担当するお客様との関係づくりが大切になります。訪問して会話する時、電話・メール等、ひとつ一つの対応の積み重ねが、新しい依頼や問い合わせにつながり、仕事の成果にむすびつくのです。私は入社する前から、人と交流する仕事をしたかったので、相手との関係性を大切にしたこの仕事が大好きです。また、お客様が社内で「困ったら日本電計の上島さんに聞くといいよ」と紹介していただくことで、私の仕事が生まれることにやりがいを感じています。あるお客様から「上島さんがいなければ開発が進まないから、私たちのメンバーの一人だと思っていますよ」とまで言っていただいた時は、この仕事をしていて本当に良かったと思った瞬間でした。社内でも人との交流は重要です。私は若手とベテランの間にいる中堅なので、先輩と営業所の課題について議論することもありますし、後輩にはお客様や製造メーカーとの接し方にアドバイスをしたり、努力や成果を褒めたり、積極的に人に関わりながら厚木営業所を盛り上げていきたいと思っています。

休日は同じ営業所の後輩や、日頃からビジネスパートナーとして協働している部品メーカーさんと過ごすことが多いです。一緒にジムへ行って身体を鍛えたり、私の自宅でゲームをしたりして遊んでいます。基本的にはONとOFFをしっかり区別したいので、シンプルに気の合う仲間と休日を楽しんでいるのですが、結果として後輩たちとなんでも話せる関係性ができており、居心地のよい厚木営業所づくりに一役買っているのかな？と思います。また部品メーカーさんとはOFFなので仕事の話をしないとはいえ、自然とコミュニケーションが円滑になるので、仕事上のやりとりがしやすくなり、こちらもいい人間関係ができていると感じています。