自動運転やADASの研究開発に必要な計測機器を提案
私は主に自動車部品の研究開発を行う会社を担当しています。EV化や自動運転、ADAS（運転を支援するシステム）等、自動車技術の変革に対応した部品を研究開発し続けている会社です。私はそうしたお客様の最先端の研究開発に伴走して、新たな部品性能の評価手法や、そのために必要な計測機器や試験場をご提案しています。時には、「将来、こんな製品をつくったら、どんな試験が必要になると思う？」といった、最先端のさらに先の相談を受けることもあるので、お客様の製品や特徴、ビジネス環境に興味を持って理解しておくことが大切です。理解ができると自分がどうお役に立っているのかが明確になって、仕事がどんどん面白くなっていくので、調べてもわからないことは素直にお客様に聞きながら積極的に理解を深めています。最近では、研究開発だけではなく、お客様の経営方針や事業戦略、財務状況等の知識を増やすことで、もっとよい提案ができるのではないかと考えて、少しずつ勉強をしています。
お客様のために評価装置を一から製作
あるお客様から、工場で部品を成形するために使っている金型の耐久性について相談がありました。同じ金型なのに耐久性にばらつきがあるため、耐久性を改善・均一化したい、そのために金型にかかる負荷を測定したい、ということでした。話を営業所に持ち帰り、周囲に相談したのですが、ぴったりな測定装置がなく、お断りするか悩んでいたところ、ある計測器メーカーから「あそこの会社なら作れるんじゃないかな？」と別の計測器メーカーを紹介されました。「評価装置を販売するのではなく一から製作する」というご提案に対して発注をいただき、このプロジェクトはスタートしました。打合せでは装置の専門用語に戸惑い、遅れが出ないよう各所との連絡・調整を続け、装置の動作確認を幾度も重ね、約1年後に完成させることができました。最後にお客様からOKをいただいた時に、メンバー全員で共有した安堵感と大きな達成感は忘れることができません。こうした、たくさんの社内外のプロたちと一緒にチームとして連携してお客様に喜んでいただける仕事ができるのは、日本電計のやりがいだと実感します。
週末に何をしよう？と考えるのが楽しみ
OFFでは家族や友人と旅行へ行ったり、夫婦で野球観戦をしたり、と外で過ごすことが多いです。あそこへ行ってみたい！あれをやってみたい！少しでも面白そうだと思ったことは、迷わず飛び込んで体験することが大好きです。ですから「今週末は何をしよう？」って考えるのが平日の楽しみになっています。ちなみにこうして体験したことをお客様に話して盛り上がることもあります笑。社員旅行も楽しみにしているイベントです。日本電計の社員旅行は選べるツアープランが多いですし、家族一名無料、行った先ではほとんど自由行動、それにお小遣いまでもらえてしまうという、最高の社員旅行だと思います！
