会社情報 | 社長インタビュー

人との出会い多くの失敗と多くの努力
PROFILE

代表取締役社長

森田 幸哉

1963年9月11日生まれ。1987年に日本電計入社。国内・海外で営業を経験し、2022年に代表取締役社長に就任。趣味は、散歩で路地裏を歩くこと、ゴルフで世代を超えた人たちと楽しく過ごすこと。

採用ホームページをご覧いただいているみなさんに、もっと日本電計への理解を深めていただくため、森田社長にインタビューを行いました。会社について語っていただくだけではなく、個人的なことについても話してもらいましたので、ぜひご覧ください!

  • 日本電計をあえて一言で表現するとしたら、
    どんな会社だと言えますか?

    日本電計=
    チャレンジできる会社

    私が思う日本電計は、「チャレンジできるチャンスがいっぱいある会社」です。チャレンジすることが社員の成長につながると考えていますので、仮に結果が悪くても、精一杯やった結果ですから、許容するようにしていますし、そんな雰囲気が日本電計にはあります。たとえば管理部門の女性のチャレンジは、営業車をガソリン車からハイブリッド車に変えることでした。とても良い取り組みでCO2削減にも貢献することができました。現在でも随時ハイブリッド車への変更を進めています。また「米づくり」も社員からの提案ではじめました。福島県の農家さんから田んぼを借りて「Denkeiファーム」と名付け、お米をつくっているんです。そしてそのお米を社員たちだけで食べるのではなく、フードバンクを通して「子ども食堂」に寄付させていただくという取り組みです。こうした新たなチャレンジは、計測器の商社としての本業に直結していなくても、きっと何か良いことにつながると思うので、私はいいと思うんです。少なくとも社員の積極性や主体性を伸ばしたり、社会貢献の喜びを知ったりすることができます。実際に提案する社員の姿はみんなが本気でしたから、「本気のチャレンジを応援したい」と私も会社のみんなも思うんですよね。これからもそんなチャレンジがたくさん生まれる会社であってほしいと思っています。

    日本電計の田んぼ(Denkeiファーム)で稲刈り

  • 社長が個人的に思う、計測の仕事の面白さとは
    どんなところですか?

    知らない世界を知る面白さ

    たぶんこの記事を読んでいる人の多くは、計測器のことを知らない人が多いと思うんです。実は私も新卒で入社する前は何も知りませんでした。でも働いてみると、確かに計測の仕事には面白さがあります。3つご紹介しましょう。まず一つ目は「知らない世界を知る」という知的好奇心を刺激するような面白さです。計測は技術開発や研究、ものづくりに使われることが多いですから、こんな研究しているの?こんな風にこの製品を作っているんだ!等、発見する面白さがあるんです。特に日本電計は広い業界に13,000社のお客様がいますから、その面白さは多彩だと思います。二つ目は「仕事の影響力を身近に感じる」ことです。スマートフォン、家電、自動車等あらゆるものが生み出させる場所に計測器があり、私たちがいます。営業をしていると、普段の生活の中でそのことを実感するようになるんです。自動車のセンサーが発達して交通事故が減ったり、過疎地域のご老人に自動運転やドローンが活かされたり、そういった世の中の便利や豊かさに貢献しているんだ!という喜びを感じられます。三つ目は「人との出会い」です。日本電計はお客様も多いですし、取り扱う製品メーカーも5,000社と多いので、本当にいろいろな人と仕事をします。出会いによって成長できたり、生涯の友人ができたりする可能性もあると思いますから、入社したらぜひ仕事を通じた出会いも楽しんでほしいと思っています。

  • 入社してから社長になるまでの
    経歴を教えてください。

    毎日の仕事がライブだった

    私は文系出身の新卒入社です(日本電計は文系出身者も多い会社です)。縁あって日本電計に入社することになりまして、最初は東京営業所で大学と官公庁を担当しました。今思えばこれが良いスタートだったと思っているんです。大学ではあらゆる研究をしていますし、官公庁にも水道局や交通局等ありますから、入社当時から幅広い知見、それに必要な計測器等の製品を深く理解することができましたから。そんな経験を約10年間しました。その後は京都で民間企業の営業、そして名古屋へ、それから三重営業所を立ち上げて、名古屋に戻り、2011年に初配属の東京に帰ってきました。実は三重営業所の頃にお客様のビジネス展開に合わせて、海外でたくさん仕事をしたんです。この経験がきっかけになって、東京でもASEAN・インドを担当することになり、当時は毎月2週間くらい海外で仕事をしていました。特に語学を学んでいたわけでもありませんでしたし、現地ではたくさんのトラブルも経験しましたから苦労もしましたが、毎日の仕事がライブ!という感じで楽しかったです。このように多種多様な経験をして、2022年に社長に就任しました。こうして振り返ると、たくさんの人との出会い、多くの失敗と多くの努力が自分の財産になっていて、今があるように思いますね。

  • プライベートでは何をしているのですか?

    日本を含めて世界中に
    行きたいところがいっぱい

    プライベートでは、できるだけ身体を動かすようにしています。道順を決めずに気になる路地裏とか散歩することが好きです。普段歩かない道を行くと、面白そうなお店や景色を発見することができて楽しいですよ。ちなみに目標歩数があるので、歩く歩数にはこだわっています!もう一つ、49歳から嫌々始めたゴルフは、やってみたら自然の中で身体を動かせたり、世代を超えた人たちと楽しく過ごせたりするので、今では大事な趣味になっています。実はこうした健康な身体を維持しておいて、いつか仕事で訪れた国々に旅行をしたいと思っているんです。訪問したのは20カ国くらいあるのですが、当時は観光なんて少しもできませんでしたからね。あらためてその国々を訪れて、景色を見たり、博物館や美術館で歴史・文化に触れたりしたいんです。そのため休日に時間があると、いろいろな国の勉強を始めているんです。たとえばエジプト、中東、ヨーロッパ、中国、マチュピチュ等の世界遺産、国内でもゆっくり行きたいところも増えてきて、日本を含めて世界中に行きたいところがいっぱいあるんですよね。

社長がもし面接で質問をするとしたら、
どんな質問をしますか?

この3つの質問をしたいです

  • 人を大事に思うことが
    できますか?

    これまでの私の経験から思うことなのですが、世界中どこでどんな仕事をしていても、一番大事なのは「人」なんです。何かを成し遂げられる人には、協力してくれる人、共感してくれる人、助けてくれる人、いろんな人が周囲にいると思うのです。そしてそういう人は必ず「人を大事にしている」と思いますから、まずはビジネスの土台である「人」に対する感覚について聞きたいです。

  • あなたにとって、失敗とは?

    次は「失敗」について聞きたいです。先ほども話しましたが、日本電計はチャレンジを推奨する会社です。大きな目標にチャレンジする時にはまっすぐな道はなくて、行き止まりや、飛び越えなければならない崖があるものです。そこに一生懸命取り組んでもうまくいかない、つまり結果として失敗はビジネスでは避けられません。だからといって失敗を避ける選択をするべきなのか?失敗を恐れずチャレンジするのか?そのあたりに注目しながら、ご自身の経験を踏まえて「失敗」に対する考え方を伺いたいです。

  • これまでのご自身の人生を
    どうとらえていますか?

    3つ目は一言で表現しにくいのですが、誤解を恐れず言うなら「ポジティブな人」なのかどうかを知りたいです。このインタビューでは何度かチャレンジという言葉を使いました。日本電計ではチャレンジは孤独にするものではなく、みんなでするものですから、仲間の存在が重要です。そんな仲間がポジティブな人ばかりだったら良いなと思っています。たとえば、ご自身のこれまでを振り返っていただいて、どう思うか?を聞いてみたら、ポジティブさがわかるかも知れないと思っています。

最後に、社長がインタビュー中に話していた言葉を、就職活動や転職活動をしている方々へのメッセージとしてお伝えしたいと思います。

「よく『夢を持ってください』と言うけれど、正直、入社時に具体的な夢は描きにくいと思うんです。しかし、会社に入ってその環境に身を置くことによって生まれる使命感や社会の役割を実感することはできます。その実感をそれぞれの将来の夢につなげてもらえたら、と思います。」

インタビューは以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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